ストレッチ 原理・原則
2017.06.03
こんにちは
目黒区都立大学駅から徒歩2分にある
鍼灸院Lucidus[ルーシダス]の院長山内です。
本日は問い合わせがあった内容で、
【ストレッチをする際の注意点】をご紹介します。
原理原則をお伝えしていますが、非常に大切なことです。
巷のストレッチの本は、ストレッチ方法が羅列してあって、
何をしたらいいか、どれが自分に合ってるストレッチかわからないまま、とにかく全てされている方がいらっしゃいます。
〇ストレッチはやみくもに何でもしていいものではありません。
常識でありながら、抜け落ちているものがあります。
①「あなたの今の痛みの原因が何なのか」をしっかり把握すること。
もしあなたの痛みが筋肉由来の痛みであるならば、ストレッチが非常に有効です。
そして、その筋肉はどの位置にあって、どういう走行をしているのか頭にイメージできるぐらいになる必要があります。
ストレッチと言えども、そのくらい把握していないと、最大限の効果が出ません。
②痛くないストレッチをすること
「イタタタタ・・・」と言いながら、ストレッチをされる方。
またストレッチをすると痛くなる。
という方がいらっしゃいますが、それは間違いです。
痛みは自律神経と密接に関わってきます。自律神経=交感神経と副交感神経で成り立っています。
交感神経は、痛みがあると活発(医学的用語では「興奮」と言います)になります。
逆に、リラックスされているときは「副交感神経が興奮(活動)」しています。
・交感神経の作用の一つに血管を収縮させる作用があります。
・副交感神経は逆に血管を弛緩(拡張)させます。
〇筋肉の凝りや硬くなっているところは、いろいろな説がありますが、一つに血流が悪くなっていることが確認されています。
つまり、筋肉をほぐすには最低限血流を良くしないといけないのです。
にも関わらず、痛いストレッチを続けてしまうと、どんどん交感神経が高まり、血管は細くなり、筋肉は硬くなっていきます。
良かれと思ってしていることが逆効果になってしまいます。
ですので、ストレッチは「痛くない」「いた気持ちよい」程度のストレッチが非常に効果があります。
是非、この2点を踏まえた上で、ストレッチをしてみてください。
結構変わるはずです。
もし、効果が無いと感じているときは、それはあなたの痛みの原因が違うのかもしれません。
痛みの原因・筋肉を特定したい場合は、ぜひ当院でチェックしてみてください。
次回は、ストレッチをさらに効果を高める方法をお伝えします。
お楽しみに!
Don’t miss it!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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目黒区 都立大学駅 徒歩2分 東洋医学・西洋医学両面からの鍼灸治療院
鍼灸院 Lucidus ‐ルーシダス‐
※完全予約制
院長 山内 清敬
・はり師・きゅう師(国家資格)
・臨床鍼灸学 修士号
・全日本鍼灸学会 認定鍼灸師
・元アメリカ豪華客船 乗船鍼灸師
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